作品紹介
この作品は、明治から大正、昭和にかけて日本のシルク産業繁栄の地、信州を中心に、飛騨、上州、横浜、福島、そして世界へと絹の歴史をめぐる物語です。
先人たちは、どのようにシルク産業を興し、その道をどのように歩んできたのでしょうか。
主な登場人物
- 飛騨の語り部 鮎飛定男
- 工女さん 宮崎よしゑ
- 横浜開港資料館 副館長 西川武臣
- 冨田蚕種製造所 冨田克衛
- 染の司よしおか5代目 吉岡幸雄
- マンチェスター歴史協会キュレーター David K.Smith ディビッド スミス
- チニー・ブラザーズ子孫 Carole Cheney キャロル チニー
- リヨン絹物博物館 学芸員 Claire BERTHHOMMIER クレア ベルトミエ
- プレール社 社長 Guillaume Verzier ギョーム ヴェルズィエ
- プレール社 織物職人 Sebastien Roche セバスチャン ローチ
- メゾン ド カニュ主宰 Philibert VARENNE フィリベー ヴァレンヌ
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メゾン・ルージュ
(セヴェンヌ渓谷博物館)初代館長 Daniel Travier ダニエル・トラヴィエ
主なロケ地
- 明治、大正時代、日本の製糸業の中心地の一つ。映画「ああ野麦峠」の舞台としても知られる。日本一の製糸会社「片倉製糸」をはじめ、日本有数の巨大製糸家たちを輩出した。かつて日本の生糸の中心地として、海外で「Silk Okaya」(シルク岡谷)と呼ばれた時代もあった。
- 製糸工場で生糸をつくる工女さんのふるさとの一つ。長野県と岐阜県の境にある野麦峠をこえて、たくさんの工女さんたちが岡谷の製糸工場で働いた。
- 日本で生産された生糸は、横浜港から海外へ運ばれた。安政6年(1859年)の開港時、輸出第一位は生糸、第二位は蚕種。
- 江戸時代から蚕種(お蚕様の卵)の生産が盛ん。養蚕、生糸、真綿など、幅広い絹産業が栄えた。
- 日本の絹織物の中心地。絹にまつわる祭りも数多く伝承されている。
- 伊勢神宮では、数千年の歴史がある神事が続けられ、中には絹に関わる神事もある。
- 全米一の絹織物会社「チニーブラザーズ」社の拠点。現在も当時の絹織物工場の建物が残り、米国の歴史的遺産として保存、活用されている。
- フランス第二の都市で、ヨーロッパ一の絹織物のまちとして栄えた。現在も、手織りの絹織物工房がわずかに残る。
- 南フランス。フランス随一の養蚕地帯だった地域。
音楽 小林洋平
監督/撮影 熊谷友幸
監修 嶋崎昭典(信州大学名誉教授) 高林千幸(岡谷蚕糸博物館館長)
企画構成 畑美樹
制作著作 朝の学舎制作委員会
製作 KOA株式会社
上映スケジュール
Week of 9月 1st
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