この作品は、明治から大正、昭和(1868〜1960頃)にかけて日本のシルク産業反映の地、岡谷、信州を中心に、飛騨、福島、上州、横浜、京都、そしてアメリカ、フランスへと、絹の歴史と記憶をたどる物語です。
シルクは、繊維加工の主役として世界の産業革命の礎となったばかりでなく、ファッションやモードなど、私たちを豊かな創造の世界へといざなってきた、世界で最も細く、世界で最も美しい繊維です。
本作品では、日本、アメリカ、フランスの3カ国を5年の歳月をかけて取材し、シルクの輝きを未来に伝える語り部ともいうべき人々、また眠っていた感動の物語に数多く出会いました。
私たちとシルクは、どのように出会い、私たちはなぜ、そのシルクに魅かれ続けてきたのでしょうか。残された写真や証言、そして、5年にわたる各地の取材で、国や時空をこえたシルクと私たちの絆を見つめました。
制作スタッフ
音楽 | 小林洋平 |
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監修 | 島崎昭典、髙林千幸 |
監督/撮影 | 熊谷友幸 |
<撮影4K 本編元版4K(XAVC)> 配給なし 4Kプロジェクターによる巡回上映
主な取材地
日本 | 岡谷、飛騨、福島、横浜、京都、長浜 |
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アメリカ | コネチカット州サウス・マンチェスター |
フランス | リヨン、サン・ジャン・デュ・ガール、アレス |